今お困りの症状を治すためには、
- 原因を知る事
- 原因を取り除く方法を知る事
- 実践すること
が大事ですよね。
実践する時に気を付けた方が良いのが「数字で評価する」ということです。
例えば今、腰が痛いとして、その原因は筋肉が緊張しており(=硬い)、血行不良が起きているということです。
なので、”腰の痛み”を解消するには緩消法で筋肉を軟らかくすれば良いのです。
その方法を実践する前に、今の痛みを10段階の10とします。
そして、筋肉を軟らかくしたところで、痛みが数字でいくつになっているかを確認するのです。
痛みが半分になっているなら「5」になりますね。
この、”数字で評価する”というのがとても重要なのです。
そうでないと、「治らないお化け」になります。
坂戸先生に聞いた最もひどい「治らないお化け」を紹介します。
緩消法は自分で痛みを和らげる方法です。
会員制をとっており、会員の方にやり方をお伝えする会”学習会”というのがあります。
大阪で開催していた学習会に、「先生、私全然治りません。」と言って来られた方がいます。
その日は「緩消法を正しくできるようにやり方を覚えて帰りましょう」という話をして終わりましたが、坂戸先生はその方のお名前に心当たりがあり、事務所に帰って調べてみたそうです。
その結果わかったのが、「徳島県にお住まいの方で、寝たきりの方」だったのです。
もともと徳島県で寝たきり状態であった方が、大阪の会場に歩いてお越しになったのです。
それで、「全然治りません」とおっしゃるのです。
・・・本当に良くなっていないのでしょうか?
その後もその方は何度も何度も学習会の会場に現れ、
「フルマラソンを走れないから治っていない」
「フルマラソンで10時間を切れなかったから治っていない」
と何度も「治っていない」と訴えられたそうです・・・。
更にその方の情報を追加すると、その方は70歳の方なのです。
70歳でフルマラソンを走れたら十分治っていると言えるのではないでしょうか?
数字で評価しないとこういうことが起こります。
「治らないお化け」になります。
治す方法を実践する前に自分の不調を書きとめ、数字で評価し、実践すること。
「治らないお化け」にならない秘訣です。
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