我が家では調味料にこだわっていることはお話しましたが、特に、発酵食品は多く常備してあります。
醤油、味噌、塩麹
日本人は「発酵」という技術をとてもうまく使っていたのですね。
私たちはひとりでは生きられない
私たちはひとりで生きているわけではありません。
皮膚には常在菌がたくさんいてくれて、ウイルスや細菌の感染から守ってくれています。
おなかの中にもたくさんの味方がいます。
私たちのおなかの中には3万種もの菌がいてくれて、消化吸収のお手伝いをしてくれたり、今や認知症や免疫、その人の性格などとも関連があるとの発表が出ていますね。
バランスが重要
ここでも「バランス」が重要なのです。
世間一般的に「良い」と言われているもの、「悪い」と言われているもの、両方が適切なバランスで存在する腸が健康的な腸です。
良いものをたくさん増やして、悪いものはせん滅する。そういった考えで除菌・滅菌をしすぎると体調を崩します。
必要だから存在するのですよ。
ですから、「ビフィズス菌」など、単一の菌のみで発酵したヨーグルト、納豆などは私はあまりオススメできません。
一つの菌が異常に増えるからおなかの調子を崩す人がいるのです。
たくさんの種類の菌が適切なバランスで存在する。そんな発酵食品を食べましょう。
だから手作り
良いといわれるもの、悪いといわれるものが両方バランスよく存在する必要があるのですが、今の世の中は「悪いものはせん滅させなければならない」「悪いものが存在してはならない」のですよ。
そうでなければ売れないのです。だから今は本物の発酵食品はほとんどないと思っていいでしょうね。
だから手作りするんです♪とても楽しいですよ!
自分の体を学び、生き物を学び、作り、感謝しながらいただく。
ちゃんとしたものを食べるととても調子がよくなります。
(悪いものを食べたら下したり、調子を崩すことは当たり前ですよね。)
でも、「良いものが逆に売れない」こんな状態にしてしまった私たちも考え直す必要があると思いませんか?
消費者もよく学ぶ必要があると思いませんか?
「テレビで言ってたから」「お医者さんが言ってたから」はやめて、賛否両論を聞き、自分で考えて答えを出しましょう。
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