「診る人によって病名が違う」
この現象に悩まされる人はとても多い。
「病名」とは「病気の名前」ということだそう。
「頭が痛い」には「片頭痛」とか「群発頭痛」とかいうお名前があり、
「腰が痛い」には「変形性腰椎症」「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腰痛症」「すべり症」などなどたくさんのお名前がある。
どんな病名であろうと、起きているのは「痛い」という現象なのに。
椎間板が飛び出ていれば「腰椎椎間板ヘルニア」
脊柱管が狭ければ「脊柱管狭窄症」
特にそういったことが見られなければ「腰痛症」
見た目を言っているものがとても多いです。
椎間板が飛び出たり、脊柱管が狭くなったり
こういったことがどうして起きるのかは全くわからないままです。
本質的な問題は、痛みがどのようにして生じるのかということです。
生理学の教科書によると、
「筋の収縮によって痛みが起こる」
「筋の血流を止めると痛みが起こる」
「血流改善が”こり”、”しびれ”や”痛み”の寛解」
だそうです。
したがって、どのような病名がつけられようとも、痛みの根本的な原因は筋肉の緊張にあると言えます。
椎間板の飛び出しや骨格の歪みも、最終的には筋肉の緊張から生じるものです。
つまり、「医者によって病名が異なる」ということにこだわるのではなく、痛みの原因となる筋肉の緊張にフォーカスすることが重要です。
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