Wealthy式健康ブログ

むやみに血圧を下げるとボケます

今の日本では「血圧が130mmHgを超えると要注意」と言われていますが、むやみに血圧を下げるとボケます。

高血圧の定義はこの40年程度で大きく変わっています。
もともとは年齢+90mmHg程度なら正常と言われていました。

1960年代まではこの数値が基準となっていました。
これが2004年には140mmHgを超えると高血圧であると日本高血圧学会が診療指針を改定しますが、その一方で「この目標値が妥当かどうか、現在のところエビデンスがない」とも書かれているのです。

血圧の目標値が定められたのは脳出血を防ぐことが目的でした。
200mmHgを超えると脳出血の危険性が高まるとも言われていますが、血圧降下剤を投与した後の病気の改善についての情報は少なく、血圧を下げたから健康になるという根拠は今でもありません。
80歳以上の方の生存率と血圧の関係を調べると、180mmHg程度の人の生存率が一番高いとも発表されています。

なので、血圧が高い=病気になる。とは言い切れません。

そもそも血圧とは心臓が血液を押し出す力と血管の拡張で決まる圧力のことです。
頭から足の先まで血液を巡らせる力のことです。
脳など各所への酸素や栄養の不足を感知して血圧の調整をしています。
ですから、血圧があがるということは、酸素や栄養が不足しているということです。
(肝臓や腎臓に疾患がある場合を除く)

むやみに血圧を下げてしまうと、頭まで血液を巡らせることができず、ボケます。

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