もやもや病とは指定難病22番の難病です。
もやもや病がどんなものなのかを調べてみると…
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もやもや病は脳の血管に生じる病気です。
内頚動脈という太い脳血管の終末部が細くなり、脳の血液不足が起こりやすくなります。
このため、一時的な手足の麻痺、言語障害を起こすことがしばしば見られます。
血流不足を補うために拡張した脳内の血管、“もやもや血管”が脳底部に見られることが特徴です。
もやもや病で細くなる血管は“ウィリス動脈輪”という血管の環状交差点(ロータリーのようなもの)をつくっています。
そのためウィリス動脈輪閉塞症とも呼ばれます。
一方、脳細胞に血液を供給するため太い血管から枝分かれした細い血管が、太くなり不足した血液を補います。
しかし、本来の太さ以上に拡張して多量の血液をおくるため切れやすく、頭蓋内に出血を起こすこともあります。
現在のところはっきりした原因は解明されていません。
この病気ではどのような症状がおきますか
典型的には、手足の麻痺が生じます。言葉が話せなくなったり、ろれつがまわらなくなるといった言語障害もしばしば見られます。
小児には、熱いめん類などの食べ物をたべるときのふーふーと冷ます動作や、フルートなどの楽器演奏や走るなど息がきれるような運動が引き金となって症状がでることがしばしば見られます。
脳内の二酸化炭素濃度が低下して脳血管が収縮しさらに血流不足になることが原因です。
また脳 梗塞 や脳出血を発症し、その際に行われた精密検査で診断されることも比較的多く見られます。
(難病情報センターより)
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とあります。
要するに、「血液が流れる血管が狭まってしまったので新しく毛細血管を増やして血流不足を解消しました」ということですね。
私はよく「血行不良の原因は筋肉が硬いことだ」と言っています。
もやもや病も筋肉が硬いことによる血行不良だと考えられます。
脳に行く血管である頸動脈を首の筋肉が硬くなり、圧迫していると考えられます。
難病情報センターの書き方だと、もやもや病になることで麻痺やろれつが回らなくなるのだと読めますが、本当にそうでしょうか?
もやもや血管は、脳の血流不足を解消するためにできるのです。
ということは、首の筋肉が硬くなる→血行不良が起きることで麻痺はろれつ困難が起きる→それを解消するためにもやもや血管ができる
が正しいのです。
こうなると、”もやもや病”は本当に病気だといえるのでしょうか?
現代の医療では因果の取り違えがよく起きます。
なぜ?本当かな?と一旦は疑ってみることが大切だと言えます。
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