「膝が痛いですね、軟骨がすり減ってるせいでしょう」
病院でそう言われて、なんとなく納得していませんか?
でも実は、この「軟骨=痛みの原因」という考え方、
もう古いのです。
❌ 軟骨には“痛みを感じる神経”がない?
まず大前提として――
軟骨には痛みを感じる神経がありません。
つまり、軟骨がすり減っても、それ自体では痛みは出ないのです。
実際に、プロ野球のピッチャーの肩なんかは軟骨が全部すり減っていて、
骨同士がゴリゴリとぶつかっていても、痛みがない人もたくさんいます。
それなのに、「軟骨がすり減ったから痛い」と言われるのはなぜでしょう?
🔍 本当の原因は“筋肉の緊張”と“血流の制限”
多くの膝の痛みは、周囲の筋肉が硬くなって、膝関節周辺の血流が制限されることで起こっています。
特に関係するのが、
- 太ももの裏側の2関節筋(大腿二頭筋、半膜様筋など)
- 腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)という強い靭帯
これらが緊張し続けると、脛骨(すねの骨)が上に引っ張られ、
大腿骨(太ももの骨)との間が狭くなって、膝に負担がかかります。
📌 この“関節の圧迫”が、痛みを出している正体なんです。
💡 じゃあ、どうすれば痛みは消えるの?
答えはシンプルです。
緊張している筋肉を軟らかくすること。
でもここで注意したいのが、
マッサージやストレッチ、指圧で無理に押したり伸ばしたりすると、
逆に筋肉はもっと固くなって、悪化してしまうことがあるんです。
🟠 緩消法なら、やさしく、安全に筋肉がゆるむ
そこで当院では、緩消法(かんしょうほう)という方法を使っています。
✔ 押さない
✔ 揉まない
✔ 痛くない
✔ 自分でもできる
指を軽く当てて、ほんの少し動かすだけで、
筋肉の中の線維がアンバランスに動き、
少しずつ緊張成分が抜けていきます。
結果的に、膝まわりの負担が減り、痛みも自然とやわらいでいくのです。
✅ まとめ
- 膝の痛みは、軟骨のすり減りそのものではない
- 本当の原因は、筋肉の緊張による関節の圧迫
- 緩消法で筋肉をゆるめることで、膝はまだ変えられる!
もしあなたが今、
「手術しかないと言われた」
「膝の痛みが治らないとあきらめていた」
そんな思いを抱えているなら、
一度、原因の見方を変えてみませんか?
📩 ご相談・ご予約はお気軽にどうぞ
あなたの膝が、もう一度しっかり動き出せるよう、全力でサポートします。
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